1st anniversary of megsato's death
2012-11-01 Thursday偲ぶ文章ってむずかしい。感傷的になりすぎてしまいそうで。でも書いておきたい。今日であれからちょうど一年。11月1日、23時57分。It’s been one year since my friend megsato passed away. なのです。
お墓には週末行くので、今日はひとり静かにリモートで、去年の11月からのことを順番に振り返りつつ線香花火で儀式をした。伝統的線香花火は本当にあっという間にうっかり落ちてしまうので、考えごとするにはさいきんの長持ちするタイプのほうがいいな。30分くらい外にいるともう手がかじかんでくる季節になったんだねえ。ここのところ、外に出ると冬のにおいがして、新しい季節が来るんだなって心が躍る。
めぐたんの死から思ったいちばん大きなことは、これです。
「明日死ぬかもしれないから、ポジティブなフィードバックは惜しみなく伝えよ」
この1年間ずっと根底にあったし、このとおりにしてきたと思う。これからもそうする。これが原因でめんどくさい事態になったりすることもあるだろうけど、その分差し引いてもこれは大事なことだと思う。だって身の回りにいる好きな人たちには楽しく自信を持って生きていて欲しいし、伝えておけばよかったとかもっと優しくすればよかった、って後悔したくないもの。そんな後悔するくらいなら、やっちゃって失敗するほうがずっといい。黒歴史上等だぜ。
いろいろ思い出してみると、めぐたんの病気への向かい合い方は本当に格好良かった。目の前に立ちはだかる壁に背中を見せない格好良さ。っていうのも学んだことだなー。
自分にできることをちゃんと自分で認めて、それを自信に変える、っていうのもだいじ。自信と、自分が幸せでいることがまずだいじ。それがなかったら周りの人を幸せになんてできない。
ネガティブなことはなるべく人に言いたくない。場が負の空気になっちゃうのは嫌だしそんなことに時間を使っているひまはない。明日死ぬかもしれないなら、どんなこともおもしろがりたい。楽しんだもの勝ちだもの。
ところでハロウィンって、11月1日だか2日だかのケルティックお盆の前夜祭がルーツなのね。わたしにとってのハロウィンは今後、めぐたんのためのお祭りとしよう。
明日はうちのチーム主催のけっこう大きめなイベントがあって、わたし、裏方部長をするんだよ。見守っててね。って思いながらまんまるくて明るい月を見た。
(去年のお葬式の写真。本当に良い式だったなあ!)
Author
Yuko Honda Morita (yukop) : yukop.com
飯能→東京→シリコンバレー。夫と猫2匹と暮らしてます。作ったり学んだり踊ったりするのが好き。
Born in Japan, living in California with my husband and two cats. "A bit of a geek and a bit of a geek fan and a bit of an artist." ->
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