Stranger in Wonderland

Sesame

一昨日、猫の臀部周辺に白いごま粒みたいなのがついていて、ちょっと調べたらどうやら瓜実条虫っぽい。ノミを介して猫に寄生するらしい。よく聞く「サナダムシ」という名前は条虫類の俗称らしい。白いのがついてるのは胡麻の方だけで、菜種は大丈夫っぽい。

さっそく昨日の朝、獣医さんに写真添付してメールで聞いてみた。なんか虫っぽいものがついてて、ついでに私もノミに刺されたっぽいんです、どうしたらよいでしょう?と。自動返信で、お急ぎの場合は電話してねと返ってきたのと、午後にまた動く白い粒がついてたのを発見したので、今度は電話してみた。そしたら受付の人が、今週は予約がいっぱいだけど、便をもってきたら検査しますよ、いつでもいいですよ、と言ってくれたので、便確保次第行こうと思ってた。

そしたら夕方、獣医さんから返信が来て、写真をありがとう、これは乾燥したサナダムシの破片のようですね、薬を処方しておくので営業時間内のいつでも都合よいときに取りに来てくださいね、とのこと。なんて親切なの!感動〜!

獣医さんは朗らかで可愛らしい人で、猫たちをとても可愛がってくれて、この子たちに会うのがいつも楽しみなのよ〜と言ってくれて、何かあったらすぐに電話してね、と言ってくれるので、社交辞令だとしてもいつもうれしい気持ちになる。

それで、今朝一番で病院に薬を受け取りに行ってきた。錠剤が意外と大きかったので、「これどうやって飲ませたら良いですかね?」と聞いてみたら、「砕いてクリームチーズとかに包んであげるといいわよ」とのこと。それを聞いていた、患者猫をつれたマダムは「ピーナツバターもいいわよ」と言ってて、うわーアメリカっぽい!と感心した。猫にピーナツバターは思いつかなかったわ。

家に帰ってから、まずクリームチーズだけを与えてみたところ、食べた。よしよし。なので、こんどは錠剤を8分割してクリームチーズで包んで与えてみたら、周りのクリームチーズだけ舐めて薬は吐き出した。うーむ。やっぱりそうなるよね。時間をおいて再度試してみたけど同じ結果。仕方ないので、膝の上に乗ってゴロゴロしてるすきに、むりやり口を開けて薬を放り込んでみた。「え、ちょ…!」みたいな反応だったけど、何とか飲み込んでくれた。このやり方で全部の破片を放り込んだ。やったぜ!猫としては絶対に嫌だったと思うんだけど、なぜか逃げずにずっと膝の上にいたのは、たぶんまったりモードで動くのが面倒だったんだろうな。ともあれ、おとなしく薬飲んでくれてよかったよかった。

はやく治りますように。

medication




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Yuko Honda Morita (yukop) : yukop.com
飯能→東京→シリコンバレー。夫と猫2匹と暮らしてます。作ったり学んだり踊ったりするのが好き。
Born in Japan, living in California with my husband and two cats. "A bit of a geek and a bit of a geek fan and a bit of an artist." ->

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